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インビザラインの治療中の違和感はいつまで続くの?違和感の原因や対処法について分かりやすく解説!
- 2022年12月28日
- インビザラインの治療中の違和感はいつまで続くの?違和感の原因や対処法について分かりやすく解説!
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
インビザラインは、透明のマウスピースを口内に装着して、マウスピースの力で歯並び・噛み合わせを整える治療法です。ワイヤー矯正と比較して矯正装置が目立ちにくく、違和感が少ない特徴があります。インビザラインの矯正中に、万が一違和感がでたらどのように対処すればいいのか知らない方が多いのではないでしょうか。
本記事では、インビザラインの治療中に起こる違和感はいつまで続くのか、違和感の原因と対処法を解説します。インビザラインで違和感を感じている方やインビザライン治療を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
インビザライン治療中に違和感をおぼえるタイミングと原因
インビザラインは、違和感をおぼえにくい矯正方法です。
しかし、なかには違和感をおぼえる場合があります。インビザラインで違和感をおぼえるタイミングは、以下の5つです。
- ・インビザラインを初めてつけたとき
- ・マウスピースを新しく交換したとき
- ・矯正力で歯が動き始めるとき
- ・アタッチメントをつけたとき
- ・IPRをおこなったとき
ここでは、違和感をおぼえるタイミングと原因を順に解説していきます。
初めてインビザラインをつけたとき
インビザラインは、透明のマウスピースを装着して歯並びを整えます。口の中に大きなマウスピースを入れるので、初めて装着したときは異物感をもちやすく、発音に違和感をおぼえる場合がほとんどです。なかにはインビザラインが口内に入っていることに過敏に反応してしまい、吐き気を感じる方もいます。また、初めてマウスピースを入れたタイミングでは、歯に矯正の力が加わることに慣れていないため、締め付けられたような違和感をもつ方も多いです。
インビザラインを初めて装着したタイミングは、多くの方が多少の違和感をもちやすい時期といえるでしょう。
マウスピースを新しく交換したとき
インビザラインは、歯科医師の指示のもと新しいマウスピースに交換して歯並びを整えていきます。新しいマウスピースは、実際の歯並びとマウスピースの歯並びとの差が大きいので締め付けられるような違和感をおぼえやすいです。
ただし、初めてインビザラインを装着したときと比較すると、違和感をもつ方は少ないといわれています。新しいマウスピースに交換したときは、マウスピースの縁が歯茎や頬の粘膜にあたって違和感をおぼえるケースもあるでしょう。
矯正力で歯が動き出すとき
歯列矯正は、歯に力を加えることで歯並びを整えるので、矯正中に噛み合わせに違和感をおぼえる場合があります。違和感は、噛み合わせが高いと感じたり、強くあたっている部分があると感じたりする場合が多いです。
口内は髪の毛が入っても違和感をもつほど感覚が繊細です。マウスピースは厚みが0.5ミリと薄いですが、マウスピースの厚みで噛み合わせに違和感をおぼえる方もいるでしょう。
アタッチメントを装着したとき
アタッチメントとは、マウスピースの矯正力をだけでは歯が動かない場合、増加させるために歯の表面につける装置です。アタッチメントをつけると矯正力が増すので、歯が押される感じや締め付けられる違和感をおぼえる場合があります。
また、食事や歯磨きの際などマウスピースを外すタイミングでは、アタッチメントが直接頬の粘膜・舌に触れる状態です。アタッチメントの突起が口内の粘膜にあたって違和感をおぼえることがあります。
IPRをおこなったとき
IPRは、歯列矯正だけでは歯を並べる十分なスペースが確保できない場合、歯の表面を一層削り歯が並ぶスペースを確保する処置です。歯の表面のエナメル質を数ミリ削るので、まれに知覚過敏の症状を感じる方がいます。
インビザライン治療中の違和感はいつまで続く?
インビザラインの違和感は個人差がありますが、違和感をおぼえる原因によって消失する期間が異なります。
インビザラインを初めて装着したタイミングや新しいマウスピースに交換した際の締め付けられるような違和感は、通常3日ほどで和らいでいき、1週間経過したら消失する場合が多いです。マウスピースによる発音のしにくさや、アタッチメントが口内の粘膜に当たる違和感は、1~2週間ほどで口内にあることに慣れて次第に感じにくくなるでしょう。
インビザライン治療中に違和感をおぼえたときの対処法
インビザラインの治療中に違和感がでた場合、どのように対処するのが適切なのでしょうか。インビザライン治療中に違和感をおぼえた場合の対処法は、以下の4つあります。
- ・鎮痛剤を服用する
- ・インビザラインの装着時間を調整する
- ・硬い食べ物は避ける
- ・歯科用ワックスを使用する
以下に、解説していきます。
鎮痛剤を服用する
インビザラインで生じる違和感は、数日で落ち着くケースが多いです。違和感に耐えられない場合、鎮痛剤を服用して違和感の消失を待つのも1つの手段として有効でしょう。鎮痛剤は、歯科医院で処方されたものやドラッグストアなどで売っている市販薬で問題ありません。
ただし、1週間以上痛みが続いたり痛みが増したりする場合は、歯科医院を受診して口内を確認してもらいましょう。
マウスピースの装着時間を調整する
インビザラインを装着中に強い違和感がある場合は、一時的にマウスピースの装着時間を減らすのも有効な手段といえます。インビザラインの装着時間は1日20〜22時間以上と指示される場合が多いです。違和感が強く出ている場合は、装着時間を20〜22時間より減らして、少しずつ装着時間を増やしていく方法を採用するケースもあります。
ただし、自己判断で装着時間を減らすのは、治療計画のズレが生じたりマウスピースが入らなくなったりするトラブルが発生しやすくなるでしょう。マウスピースの装着時間は、必ず歯科医師の指示のもと減らすようにしてください。
硬い食べ物は避ける
新しいマウスピースに交換した直後など、歯が大きく動く時期は痛みや違和感がでやすくなります。歯や周りの組織が敏感になっているので、硬い食べ物を食べると強い刺激が伝わり違和感をおぼえる可能性が高いです。マウスピースを交換後、数日間の食事は「うどん」などの柔らかく負担のかからないものを食べるようにしましょう。
歯科用ワックスを使用する
食事中やマウスピースを外す際に、アタッチメントがあたって違和感をおぼえるケースでは、矯正用ワックスを使用するといいでしょう。矯正用ワックスは、粘土のような形体で、アタッチメントなどの装置を覆うようにして使用します。アタッチメントが直接頬の粘膜や舌にあたらなくなるので、刺激が伝わりにくくなり、違和感の軽減が期待できます。歯科用ワックスは歯科医院で購入できるので、常備しておくと安心でしょう。
インビザライン治療中の違和感が続くときは
インビザラインの違和感は3日前後で和らいでいき、1週間前後で消失するケースが一般的です。
違和感が1週間以上続いたり違和感が増したりするなどの症状があれば、我慢せずに歯科医院を受診するようにしましょう。長期間にわたって違和感が続いているケースでは、口内でトラブルが起きている可能性が高いです。マウスピースの辺縁が歯茎や舌に当たって違和感がでている場合は、歯科医師にマウスピースの辺縁を調整してもらう必要があります。また、違和感がマウスピース以外の原因で発生しているケースでは、早めの処置が必要です。違和感が解消されないときは、放置せずに1週間前後をめどに歯科医師に相談しましょう。
まとめ
インビザラインの治療中に、違和感をおぼえる方はいらっしゃいます。なかでも、インビザラインの開始直後や新しいマウスピースに交換した際は、締め付けられる感覚や発音がしにくいなどの違和感がでる方が多いです。通常、違和感は3日前後で少しずつに落ち着き、1週間ほどすれば解消されます。違和感があるときは、鎮痛剤を服用して刺激を与えないように心がけて過ごしましょう。
しかし、違和感が1週間以上続いたり痛みが強くなったりする場合は、歯科医院を受診して口内を確認してもらう必要があります。インビザラインは、違和感をもちにくい治療法です。万が一違和感をもってもしっかりと対処すれば問題なく治療は進められるので、違和感をおぼえた際には冷静に対処するようにしましょう。
インビザラインをご検討中の方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。